宮古島へ一人旅

 10月に3泊4日で宮古島へ一人で行ってきました。どこへ行ってもカップルか女子2人という中、一人は多少さびしかったですが正直楽でした。

 4月に一人で能登に一泊二日で温泉に泊まったらすごく楽で自分が好きな事を好きなだけできるので楽しかったです。能登の旅行の時テレビで沖縄特集を観て帰ってきて旅行会社へ行き宮古島旅行を予約しました。

 

10月10日(火)

 14:10の小松空港発那覇行きの飛行機に乗るが、朝からそわそわして午前中何もすることがないので祖母の家に行く。祖母と11時半まで話す。餞別をくれた。93歳の年金暮らしの人からお金をもらってしまった事に罪悪感を感じる。12時に母親に小松空港まで車で送ってもらう。母親からも餞別をもらってしまった。今年還暦で仕事を定年退職して嘱託職員となり給料が安くなった人からお金をもらってしまったことに更に罪悪感を感じる。

 小松空港に到着してJALの受付でチケットをもらう。初めて一人で飛行機に乗るので緊張した。お茶を買いエスカレーターで2階へ行きしばらく待つ。落ち着かない。

 荷物検査を受ける。キャリーケースが小さいので全部検査してもらう。チケットのバーコードの読み取りができずにパニックになる。なんとかった。

 その時13:15。ひたすら待つ。周りは楽しそうな家族・カップルばかりだった。飛行機に乗る時どこにいればいいのか分からずその辺をうろうろしていたがなんとか飛行機に搭乗。トイレは3回行った。

 小松空港に到着してJALの受付でチケットをもらう。初めて一人で飛行機に乗るので緊張した。お茶を買いエスカレーターで2階へ行きしばらく待つ。落ち着かない。

 荷物検査を受ける。キャリーケースが小さいので全部検査してもらう。チケットのバーコードの読み取りができずにパニックになる。なんとかった。

 その時13:15。ひたすら待つ。周りは楽しそうな家族・カップルばかりだった。飛行機に乗る時どこにいればいいのか分からずその辺をうろうろしていたがなんとか飛行機に搭乗。トイレは3回行った。

 飛行機に乗る。窓側の席だった。隣は充実感満載の女子2人。テンションが下がった。荷物を頭上の荷物台に入れたがリュックにお茶を入れていたのを忘れて女子達に謝りながらお茶を出す。飛行機が動き出したら気持ち悪くなったが景色はすごく綺麗だった。

 携帯が使えない事を知らなかった。朝買った文庫本を読む。でも3時間することがなくて暇だった。九州あたりでトイレに行きたかったが女子達に言えず耐えた。

 那覇空港到着。トイレに駆け込みスッキリした後宮古空港の搭乗口を探す。すぐに分かったので安心したがさっき買ったお茶を飛行機に忘れた事に気付いた。隣の売店でお茶を買う。正直沖縄のお茶を飲む勇気がなく無難に爽健美茶を買った。

 

 宮古島行きの搭乗口付近のロビーで一人で座る。後ろには東南アジア系のカップルが話している。女性の腕にびっしりの彫り物をじっとみてしまった。

 飛行機に乗る。今度も女子2人。小松の2人は田舎の子という感じがしたが、今回は完全に都会の人だった。飛行機が動き出してしばらく外を見ていると海が綺麗だった。飛行機が浮かび上がった時に私の椅子が後ろへ傾く。びっくりしていたら隣りの女子が椅子を上げてくれた。
 宮古空港到着。雨が降ってきた。入口にレンタカーの人がいると聞いていたのにいない。しばらく待っても来ないから別のレンタカーの会社の女性に話し掛けるとなぜか奥の方に私のさがしていたレンタカーの会社の人がいることを教えてくれた。雨が本降りになる。私を含め3組の観光客がそろったところでバスに乗りレンタカーの店に行った。

 レンタカー会社で受付を済ませる。免許証を見せ説明を受けた。事故が多いと言われ1日900円の保険に入った。車に乗った。ベージュのタント。色とタントの大きさに驚きながら乗るがナビを使った事がなくレンタカー会社の人に説明を聞いてホテルをナビにいれ運転。雨どしゃぶり。

 

 車は乗れたが信号で赤の時に発進してしまいあわてる。ホテルまで運転したが駐車場が分からず前に停め、受付の人に聞いたら目の前にあった。駐車場に停めてチェックインする。

ハンバーガー屋があった。沖縄によくあるらしい。徒歩4分とスマホが言うので雨もあがったから歩いてみる。19:00で結構蒸し暑い。お店について注文。期間限定のモノを注文。店員さんが可愛いくて感じのいい女子高生だった。

 

 ホテルに帰りハンバーガーを食べたら眠くなったのでシャワーを浴びて就寝。

10月11日(水)

 5:00起床。お腹が空いたがご飯は7:00。外は曇り空だが海が見たくなり車で5分位のパイガマナビーチへ行く。到着して自販機でコーヒーを買って海を見ると綺麗だがなぜか海が30メートルくらい囲ってあって中でおばちゃんが3人温泉みたいに浸かっている。宮古島では朝6:00から海に入っても寒くないらしい。座っていると自転車のおじさんが声を掛けてきた。年令は44歳。石垣島に娘と女の子の孫がいるらしい。名前は森下さん。30分くらい話したが朝からテンションが高いおじさんに疲れてしまい朝ごはんを食べるからとホテルに帰った。

 朝ごはんはバイキングだった。まずくはないけど普通。

 9時になったら砂山ビーチへ出発する。ナビを使いこなせないので工事現場に着いてしまった。スマホのナビでなんとか到着。朝なので駐車場に車を停めることができた。砂山を登った。

カップル2組と泳いでいる人が4人いた。鮫に注意と書いてあった。景色は素晴らしいが時間の潰し方が全く分からず写メを撮って退散した。5分もいなかったと思う。

 しばらく車を運転して雪塩ミュージアムに到着。時間は開店時間と同じ9時だった。お客さんは誰もいなかったので近くの海をうろうろしていると犬がいて近づいてきたので撫でてみた。

 

 思い切って雪塩ミュージアムの中に入り一人でソフトクリームを購入。

 思い切って雪塩ミュージアムの中に入り一人でソフトクリームを購入。

正直言って美味しくなかった。無駄に塩味がする上に味付きの塩を掛けて食べるのが…あまり好きではない。でもソフトクリームの写メは美味しそうに見える。

 

 海が近くにあり日陰でボーっとしていると近くでおじさんがギターを弾いていて南国リゾート感満載。しばらく海を眺める。

 近くに海中公園という所があるので行ってみた。

 

駐車場から少し歩くと看板の岩?があった。中に入って地下に行くとガラス張りの部屋の周りは海で年配の方が何人かいて魚をみていた。

 魚が地下の建物の外側に付いている藻を食べに来て、その様子をみている。若い従業員さんが説明していた。水族館みたいな感じだった。

 ここでも時間の使い方が分からずすぐに建物から出る。時間は10時30分。近くにタコの宮古そばが食べられるところがあり11時から開店なので向かうがすぐに着いてしまい駐車場で待つ。しばらくして店が開店したので1番のりで店に入り名物の「すむばりそば」を注文した。お店は田舎のおばあちゃんの家みたいな感じだった。すぐにすむばりそばが来て食べてみるが…微妙。まずくはないが自分で作れそうな気がした。

 ここでもすぐに店を出る。熱くて体も汗まみれなのでお風呂に入りたくなり、スマホで検索すると銭湯があったのでホテルに戻ってから銭湯に向かった。道は簡単で地元の方が都会のような感じ。多分宮古島に事故が多いのは、この田舎道をなめてかかるからだと思う。銭湯に到着しお金を払いお風呂に入る。全体的にぬるめだが気温が高い。

髪の毛を乾かしたりしてふとポスターをみるとマッサージの人が出張で来てくれるらしいので受付のお兄さんに聞いてみたところ、入浴する前に言って欲しかったと言われた。

 ホテルに帰って横になっているとマッサージして欲しいと思いスマホで検索。歩いて5分くらいの公設市場という所でマッサージのお店があったので電話で予約し公設市場に向かう。スマホのない時代に旅行しなくてよかったと思う。昔の人はどうやって一人旅をしていたのか聞いてみたい。

 マッサージのお店に到着。いかにも沖縄っぽい顔立ちのお姉さんがいた。少し話をしてからマッサージをしてもらう。痛かった。足がむくんでいると言われガンガン揉まれた。気持ちよくはない。終わった後、肩こりは治ったが腰痛がひどくなった。お姉さんと話していると観光客に慣れているのか色んなお店を紹介してくれた。

「明日シュノーケリングするんだけど服がジャージしかない」

と言ったら近くに古着屋があるからと教えてくれた。

 教えてもらった古着屋さんに入る。ハーフパンツはなかったが黒いTシャツを発見。胸に「ジュニア柔道」とローマ字で書いてあるし柔道の人が投げられているイラストまであるが気にしないことにした。大きさもちょうどよく、すぐ乾きそうで値段が200円なので購入。

 そのままご飯を食べることにし、予約していた居酒屋に向かう。途中で観光客向けのTシャツが売っている店に入り店員さんにハーフパンツを探していると言ったら出してくれた。ローマ字で「みやんちゅ」と書かれている。ださすぎる。高いと思ったが1700円で購入。

 歩いていると雨がいきなり降ってきた。雨宿りしながら居酒屋を探すが見つからない。スマホのナビは「到着です」というが店がない。雨の中近くにいたおじさんに聞いてみたところ見つけてくれる。

居酒屋は若い女の子連れが多い。カウンターに通されてカシスオレンジを注文。店長に「いきなりかい」と言われた。お酒を全く飲まないし、初対面の人と話すのも苦手で店に張ってある色紙をぼーっとみながらお酒を飲む。ささっと3品だしてくれた。

左から

・もずく

・白身魚の天ぷら

・紅イモとモズクの天ぷら。

美味しくいただいた。お酒を飲むのは久しぶりでご飯がおいしいと嬉しい。ちびちび食べているとこんなものも出してくれた。

 

 

かつおの刺身に海ぶどうとマヨネーズ。

ねこまんまという名前。

 

「写メを撮ってからぐちゃぐちゃにまぜて食べてね」と言われ食べてみたら美味しかった。元々お酒を飲まないし一人で居酒屋に入った事が無いので1時間もいることができずに19:30にはホテルに帰り就寝。

10月12日(木)

 ウミガメ見学シュノーケリングの日。ちなみ私の誕生日。9:30にダイビングショップのお店の人がホテルに迎えにくるとのことなので部屋でゴロゴロしながら待つ。そわそわして9:15に部屋を出てロビーに行くと日に焼けた若い女の子がいて古い車に乗ってビーチへ行く。

 ビーチに到着。ラッシュガードとタイツを借りる。旅行前の5月に借りると言っていたのに全然用意されていなくて思わず「電話で言いましたよね?」と言ってしまったがお店の人は動じない。以前から思っていたが沖縄の人は基本謝らない。石川県は謝りがちなので多少の違和感はある。お客さんが続々と車で来る。カップル2組、女子4人組、女子2人組という全く私に被らないラインナップ。女子2人と3人で1人で組むことになった。足ひれやシュノーケル用のゴーグルを借りて海に入った。10月なので最初は寒かったがすぐなれた。ガイドのお兄さんに泳いで付いていく。亀がよくでてくる。追いかけ、写真を撮ってもらう。亀が呼吸するときに水面に出てくる様子がとてもかわいかった。魚や珊瑚もみながら泳ぐ。時々足の裏がつって辛かった。2時間半はもぐっていたのだが一生分海に入ったと思う。海から上がり着替えて車で送ってもらおうとしたが、お店の人達が塊になって20分くらい話していて待たされた。しばらくして一人来たが案の定謝らない。もう県民性の違いを受け入れて当たり障りのない会話を交わしホテルに到着。

 

 ホテルのレストランでご飯を食べようか悩んだが昨日のマッサージ屋さんで聞いた宮古そばのお店へ行くことにした。お風呂に入ってから出かける。

 店に到着。宮古そばとジューシーという炊き込みご飯を注文したがジューシーは売り切れたそうなのでゴーヤーチャンプルーを注文。宮古そばは鳥のだしが効いていて美味しかった。ゴーヤーチャンプルーも美味しくいただいた。白いご飯に良く合いそうな感じだった。

 ホテルに帰りしばらくおとなしくしていたがスマホで調べるとホテルの近くにお土産を売っている雑貨屋さんがあるので行ってみることにした。正直ここまでの行動力は地元では全くない。

 雑貨屋さんに入り店内をうろうろする。祖母にお土産を買おうとして小さなシーサーを見つけた。2個で1セット、3800円…高い。がそれ以上に餞別をくれたので購入した。自分用にキーホルダーも購入した。

 マッサージ屋さんに

「イオンのマックスバリューでお土産を買うと安い」

 

と聞いていたので向かった。店の中は沖縄によくいる濃い顔の老若男女。やや元ヤンか現役の恰好の人達がいた。夕飯を買おうとしたが昼食べた宮古そばなどでお腹がいっぱいなのでおにぎりを2つと沖縄のお茶「さんぴん茶」を1パック購入。まっすぐ帰って19:00には就寝した。

10月13日(金)

 帰る日。『しまのえきみやこ』という道の駅のようなところで家族にマンゴーを買おうとしたら時期が終わったと言われたのでマンゴージュースを買う。重いし割れそうなので実家に郵送してもらった。

 

 来間島に行った。海が綺麗で観光客が車を降りて写真を撮っていたが私はやめておいた。竜宮展望上?という所に来たが風が強くすぐに帰る。途中でカフェに寄ったが女子ばっかりだった。マンゴジュースを注文し、一人で飲んで10分で退散。

す為にお店に向かうがナビが違う店へ案内するのでスマホのナビを使いレンタカーのお店に行った。その事を言ったがやっぱり沖縄県民は謝らない。それどころか

「電話番号で検索しないといけないんですよね」

と言われむっとした。私は間違ってもここに移住出来ないと思った。

 空港まで車で送ってもらう。出発時間まで3時間もあるのでファミレスみたいな感じのお店でもずく蕎麦を食べた。この時喉が痛かったのであたたかいそばが美味しかった。

 手荷物検査を受けロビーでテレビを観ながら出発を待つが10分遅れているとアナウンスがあった。

 3時間後飛行機に乗りこむ。座席のとなりはスキンヘッドのおじさんだった。

 羽田空港到着。広くて迷ったがなんとか小松空港出発のロビーまで歩いた。近くに立ち食いそばがあったのでお腹もすいていないのにきつねそばを注文。自分で作った方が美味しい味がして後悔した。カバンの中には宮古空港でかったおにぎりがあったんだ…と落ち込む。

 ロビーにいるとどこかで聞いたことのある汚い言葉遣いのおばさんが大きな声で電話していた。久しぶり過ぎて金沢弁だと気付くのに時間がかかった。3日離れて聞いてみると本当に汚い。

 小松空港の飛行機に乗る。窓から見た景色は綺麗だった。

 小松空港到着。タクシーに乗り家に帰る。タクシーの運転手さんに

「飛行機は通路側にしないとだめだよ。トイレ我慢してたら旅行は楽しくないよ」

と言われた。旅行会社に予約するときに聞いておきたかった。

 

 

 分かったのは楽しかったけれどもう一回行きたいとは思わなかったです。自分の写メをみていると楽しかったのはわかるが若い時に行くといいかもしれないと思います。

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