猫の話

　私は昔から動物が大好きで、ヤモリを飼っていることもここでお話ししましたが、一般的なペットと呼べるものでは猫を飼っています。

巷では空前の『猫ブーム』で、ＴＶなどでも見かけない日がないくらい猫、猫、猫であふれています。今回はそんな猫の品種について、いくつかご紹介しようと思います。

①アメリカンショートヘアー

　アメリカ原産の人気品種で、『アメショー』の呼び名で知られています。色はさまざまで、全身に帯状の模様（クラッシックタビー）が入るのが特徴です。性格も陽気で賢く人懐っこいので、ペット猫として非常に優秀です。

②アビシニアン

　原産国はエジプトともエチオピアともいわれています。毛の一本一本に帯状の模様（ティックドタビー）が入っているのがこの品種の特徴です。細身で野性味あふれた見た目とおとなしい性格のギャップが魅力の一つです。

③シャム

　タイ原産の品種で、細身の身体にクリーム色の体毛と顔や足先のポイントカラー、そしてサファイアブルーの瞳が特徴です。タイではかつて、高貴な血筋の家系でのみ飼うことが許された非常に尊い猫として扱われてきました。

④ペルシャ

原産国はアフガニスタンともイランともいわれています。つぶれた鼻に丸い顔、美しく長い毛が最大の特徴で、キャットショーでも花形です。高級猫の代名詞であったためプライドが高い猫と勘違いされがちですが、非常に温和な性格で飼いやすい猫です。

⑤ベンガル

　アメリカ原産の品種で、野生のヤマネコとイエネコとの交配で作られました。ヤマネコの血を受け継いでいるので、非常に綺麗なヒョウ柄が身体に現れます。

⑥ロシアンブルー

　ロシア原産で、細身の身体にブルー（猫の場合、グレーをさす）の毛色、エメラルドグリーンの瞳を持つ非常に美しい品種です。性格はやや神経質ですが、飼い主には忠実です。

⑦スコティッシュフォールド

　イギリス原産の品種で、耳が前方に折れているのが最大の特徴です。まん丸の顔に可愛いたれ耳が女性を中心に受け、現在人気上昇中です。

⑧マンチカン

　アメリカ原産の品種で、その最大の特徴はダックスフントのように足が短いことです。しかし運動能力にはなんの問題もなく、動きも素早いです。

　この他にも、猫にはさまざまな品種があります。ペットショップでお気に入りの一匹を見つけるのもいいかもしれませんね。