ロックバンド『スピッツ』の魅力

 私はロックバンド『スピッツ』の20年来のファンです。『スピッツ』とは1991年にメジャーデビューした日本を代表するロックバンドの一つで、代表曲としては『ロビンソン』、『空も飛べるはず』、『チェリー』などがありご存知の方も多いかと思います。私は10代の多感な時期にこの『スピッツ』に出会い、以来そのシュールでねじれた歌詞世界と美しいメロディに魅了され続けて今に至っています。

 皆さんの中には、『スピッツ』が『ロックバンド』だと聞いて違和感を覚える方もいるかと思います。確かに『スピッツ』の代表曲の多くがポップで甘酸っぱい青春を歌っている印象があり、硬派でエネルギッシュないわゆる『ロックンロール』とはかけ離れたものに感じるかもしれません。しかしそれは『スピッツ』の一面を見ているにすぎず、アルバム単位で曲を聴くと、まぎれもなくロックンロールのそれだということが実感できます。

 『スピッツ』はロックのジャンルでは、『日本語ロック』にカテゴライズされることが多いです。ロックンロールがアメリカから日本に入ってきた際、当時のミュージシャンはロックのメロディに日本語を乗せて歌うことに非常に苦労したそうです。英語のようなイントネーションがはっきりした言語で歌われていたロックなので、どちらかといえば平板な発音の日本語ではうまくメロディに歌詞が乗ってくれなかったからです。そこで苦心の末考案されたのが

①日本語の歌詞に英語のフレーズを入れる

②日本語の歌詞を英語っぽい発音で歌う

この2つです。80年代から90年代にかけて一世を風靡したロックやJ-POPを思い出してみれば分かると思いますが、ほとんどがこれらの手法で作られた楽曲です。

しかし中には「せっかく日本語で歌うのだから、もっと日本語を大事にしてロックを歌おうよ。」という人たちもいました。それがいわゆる『日本語ロック』というジャンルなのです。日本語の微妙なイントネーションを大事にしつつ、ストレートなロックのメロディに歌詞を載せて歌う――。この難行を、『スピッツ』はデビュー当時から今日までコツコツと20年以上積み重ねてきたのです。

スピッツの魅力として忘れてはならないのが、ライブの完成度の高さです。アーティストによっては、CDで聴くとそこそこいいのに生で歌わせたり演奏させたりすると途端にメッキがはがれて聴くに堪えないひどいものになる場合が多々あります。しかし『スピッツ』にはそれがありません。むしろ『CDよりライブの方が音がいい』こともあるくらいです。私も『スピッツ』のライブに行って、何度かそのような経験をしましたが、それは長年ライブにこだわって真摯に音楽と向き合ってきたバンドだから出せる音なのでしょう。

 

『スピッツ』は今年の全国ツアーで、9月に金沢でも公演を行います。私もすでにチケットを確保してあるので、彼らどんな音を聴かせてくれるのか今からライブ参戦が楽しみです。

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