ジャガイモ掘りと夏野菜

 先日、家庭菜園のジャガイモ掘りを行いました。我が家で植えるジャガイモは毎年『男爵』が多く、今年も春先に二畦ほど『男爵』の苗を植えました。日に日に大きくなる葉っぱや茎の様子を見る限り、順調に生育しているようでしたが、梅雨に入り長雨が続き、収穫するタイミングが遅れていたのが気がかりでした。そこで、久しぶりの晴れ間を利用して一気に収穫しようという運びとなったのです。

 収穫当日は、まだ気温の低い朝9時から作業を開始。まずは作業着に着替え、両手両足には軍手と長靴を着用します。最初の作業として、ジャガイモの茎をすべて引っこ抜き、次に手作業でイモを掘っていきます。地面に腰を下ろし、茎が植わっていた周辺を手で掘ってイモを傷つけないように取り出します。この時、掘ったイモを一つ一つきれいに拭いて土を落とさなければなりません。そうしないと土の付いた所から腐ってくるからです。掘ったイモは雨と日光が当たらないように車庫に運び、床一面に敷いて表面を乾燥させます。この時、長時間日光に当てると、イモが青く変色するので注意が必要です。

 12時前にはすべての作業が終了。去年のジャガイモは日照不足のせいか比較的小ぶりなイモが多く、腐ったイモもいくつか見られましたが、今年は幸い腐ったイモはほとんどなく、大きくてきれいなジャガイモがたくさん獲れました。近年では一番の豊作と言えると思います。

 収穫が終われば、後は食べるだけ。その日の昼食は、早速新ジャガを使った蒸かしイモを食べました。自分たちで作ったジャガイモなので美味しさは格別で、スーパーなどで買ってきたものより5割増しほど美味しく感じます。

 さて現在、家庭菜園に植わっている野菜は、キュウリ、ナス、トマト、スイカと夏野菜ばかりで、梅雨が明けると日照が増え、水やりが大変な時期に入ってきます。以前は延長ホースで一本一本直接水やりをしていましたが、今では『灌水ホース』というものを使っています。『灌水ホース』とは、表面から水が染み出す構造のホースで、あらかじめ水やりしたい野菜の根元にセットしておきます。そしてそれを近くの水道に繋ぐと、ホースからじわじわと水が染み出し、自動で野菜に水やりができるのです。我が家でもこのホースを使い始め、ずいぶんと夏の水やりの負担が減りました。

 

 今年は猛暑になるそうなので、夏野菜の生育には良い影響が出ると思います。これから十分な水やりと施肥を行い、元気に育った夏野菜たちが食卓に並ぶ日を心待ちにしています。

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