焼酎談義

 ここ数年の事ですが、焼酎を飲むようになりました。今は特に芋焼酎をよく飲んでいます。昔は焼酎だけでなくウィスキーやブランデーなど蒸留酒全般が飲みにくくて苦手でしたが、ある機会に『魔王』という高級焼酎を少しだけ飲ませてもらったところ、あまりの飲みやすさにびっくりして、それ以来、少しずつ焼酎を飲むようになりました。

 まず焼酎について簡単に説明しますと、焼酎には甲種と乙種の2種類があります。トウモロコシやサトウキビの搾りかすなどを発酵させて作ったアルコールを水で薄めて調節したものが甲種で、『ホワイトリカー』の名で比較的安価に売られています。一方、芋、麦、米などの穀物を発酵させて蒸留したものが乙種で、原料の穀物のうまみや風味が残っており味も複雑です。ここで自分が言う焼酎とは、この乙種の焼酎の事です。

 それでは数ある焼酎の中でも、初心者にも比較的飲みやすいものをいくつかご紹介します。

①富乃宝山

 西酒造の芋焼酎。『ロックで飲める芋焼酎』をコンセプトに造られた焼酎で、後口がさわやかで非常にフルーティーな風味が特徴です。飲み方はお湯割りやストレートより、ロックが一番のおすすめです。

②山ねこ

 尾鈴山蒸留所の芋焼酎。口当たりもやさしく、花のような香りと甘さが口の中に広がります。飲み方の基本はロックですが、お湯割りも甘味が膨らんでうまいです。

③れんと

 奄美大島開運酒造の黒糖焼酎。紹介した焼酎の中でも飲みやすさNo1。クセがなくすっきりした後味が特徴です。飲み方もお湯割り、ロックといろいろ楽しめ、値段も比較的安価なのもうれしいところ。

※ここからは高級焼酎の分野に入ってきます。比較的高価ですが、飲んでみる価値ありです。

④天使の誘惑

 西酒造の芋焼酎。蒸留した後、シェリー酒の古樽に9年間寝かせてあります。色は薄い琥珀色。上品な甘味があり、ブランデーを思わせます。このお酒はロックで楽しむのが一番でしょう。

⑤百年の孤独

 黒木本店の麦焼酎。麦焼酎の中でも最高峰のお酒です。味や香りは焼酎というよりウィスキーに近く、甘味と麦の香ばしさが鼻から抜けていきます。楽しみ方は、やはりウィスキーのようにストレートかロックがおすすめです。

 

 ここで紹介した焼酎はごく一部で、他にもおいしいお酒はたくさんあります。いろいろ試してみて、自分の一番の焼酎を見つけてみるのもいいかもしれません。

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