退院延長?

 8月24日(月)、37.9℃。解熱剤の点滴後、36.9℃。退院延長のガイドラインの38.0℃をからくもクリアーした息子でしたが、25日(火)、38.9℃の発熱があり、ガイドラインを超えてしまいました。それでも、解熱剤の点滴で、36.7℃まで復活し、私が病院に行く前に「欲しいものは無いか」とメールすると、「カップ麺とスポーツドリンクとスナック菓子」と返ってきました。スポドリ以外は完璧にジャンクですが、副作用で味覚が正常でなくなり、そんなものしか食べられないことを知っていたので、「具体的商品名と個数?」と返信しました。「マルちゃん ごつ盛り ソース焼きそば×2、日清麺職人しょう油×1、同じく塩×1、UFOパスタ ペペロンチーノ×1、アクエリアス500ml×2、グリーンだからちゃん500ml×2、Volvic500ml×2(カビや感染症を防ぐため、ペットボトルは1日で飲みきれるものを指示されている。生の水道水は飲んではならない)、カッパえびせん×1、どんタコス×1」と明快な回答が返ってきました。みんな『摂食可』のリストにあるものです。それにしても、その量の多さ。食欲のあるのはいいことです。

 そう言えば、飲み物を飲むのも、以前はプラスチックのカップを使っていたのですが、LEED療法以後は、紙コップを1回きりで使い捨てています。カビや感染症はこの治療中はそれほど恐ろしいものなのだそうです。

 注文の品をもって病室に入ると、息子は「ありがとう」と言いながら、「こんなに頼んだか」と言っていました。

 母の病室へ行くと、ベッドの上に正座して、DVDで「おしん」を見ていました。「今日は、病棟を3周して来たよ」と言って嬉しそうです。「おしん」は、GEOで借りてきたものを、母と息子と私と連れ合いが、回し見をしています。息子が興味を持つかどうかと思ってたのですが、結構真剣に見ています。この頃は冗談で、「~してけろっ」とか「うめえな」とか「~ば~だっ」とか言っています。

 息子の部屋は、家族の出入りは自由ですが、手を消毒し、マスクをして入ります。ところが、息子は今週から部屋から出ることを禁止されてしまいました。「便所と同居しとる!」と不満を漏らしています。マスクをして自分で行っていた売店も行けません。「アイスば買って来てけろっ」「部屋ば出ちゃなんねえんだなっ。よがすっ」「もってえねえことでがんすっ」と会話しています。

 母が退院してから、前まで住んでいた能登の家に一人で置くのは不安なので、我が家の物置になっていた応接間をリフォームして、母の部屋にしようと思っています。多分、退院は年末か年始になると思うので、それまでには間に合うと思います。シロアリに食われている床下を消毒し、床下の木材を補強、床をフローリングにした上に畳を敷いてもらいます(母が亡くなったら洋間として使います)。壁と天井のクロスも張り替えます。結構な金額になりますが、私の父母、連れ合いの父が亡くなり、一人残った母ですから、大切にしてあげたいと思っています。

 息子は退院したら、以前までは自転車、電車、自転車で金工大まで通っていたのですが、車で通わせようと思っています。病気で2年留年してしまいましたが、最後の1年を無事過ごして、卒業してもらいたいものです。マツダのアクセラが良いそうです。これはそろそろ、交渉に入らなければ。それにしても、息子の退院は延長になるのかな?                                      俊

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