息子の食事(造血幹細胞移植を前にした息子)

 8月8日(土)お昼に息子はまたも仮退院してきました。14日(金)に再入院し、17日(月)からは、LEED療法(大量化学療法)が待っています。治療が始まれば、嘔吐や、吐き気でろくに食べられなくなることが分かってますので、家にいる1週間はうまいものをいっぱい食べさせてやろうと、外食したり、料理に工夫を凝らせたりしています。今までがんばったご褒美と、これから今まで以上に厳しい治療に耐える決意への励ましです。

 退院した8日(土)は、お昼に県庁前横の八兆屋という居酒屋で、息子は好物のカニクリームコロッケを食べました。ネットでカニクリームコロッケがあると調べてあったので、どんなのか楽しみにしていたのですが、案に違わずたっぷりとカニの入った美味しいコロッケでした。それと、息子は豚の角煮を食べました。私は厚揚げ焼きをメインに、大根サラダ。連れ合いは壺鯛のイシル焼き。夜はパスタを作りました。息子はカルボナーラ、親は家で栽培しているバジルをたっぷり使ったバジリコ。

 9日(日)のお昼は焼きそば。野菜嫌いの息子用は、キャベツと人参と豚肉入り。大人は(と言っても、息子も22歳になるのですが)、それらに加えて、セロリ、シメジ、玉ねぎ、ピーマン、ゴボウをアレンジ。夜は、息子に焼き魚が食べたいって言われて、バローへ行くと、解凍サンマ1尾120円也の横に350円の新サンマが売っていて、思わず奮発。生まれた初めて食べた新サンマ。柔らかい。身だけじゃなくって、血合いまで。昼食と夕食の事しか書いてませんが、息子は朝は吐き気がして食べられないのです。

 10日(月)は両親仕事なので、昼食は3人ともお弁当。バケットのサンドイッチ。中身は、①茹で卵のマヨネーズ合え、②ノンオイルのツナマヨ、③家で取れた胡瓜・ハム・チーズ、の3種類。息子お感想は、「サンドイッチは柔らかい食パンの方が良いね」。うるせえわ、作ったのは父だが、パンを買ったのは母だ。そう、ここでいわせていただくが、我が家では賄いは基本的に私がすることになっています。食事は父で、掃除洗濯は母。夜は、トラウトサーモンのホイル焼き。

 11日(火)のお弁当はオムライス。ちなみに中に入れるのは、息子は鶏肉と人参、親は、鶏肉と野菜いっぱい。夜はボリュームボックスで買ってきた和牛極上モモステーキ用をワインで蒸し焼きにして、和風ステーキソースで頂きました。添えたのは、息子にはキャベツと人参のソテーと家取れキューリのマヨネーズあえ、家取れミニトマト。親は、野菜たっぷりのソテー。

 そして今日12日(水)のお弁当は、白菜、人参、シメジを鯖の水煮缶と一緒に煮込んだものに、しょう油、味醂、だし汁で薄く味を付けたもの。鯖味噌缶だと塩分が多く、汁を捨てなきゃなりませんが、この方法だと悪玉コレステロールを抑える不飽和脂肪酸を全部いただけます。ちなみに我が家で食す魚は、ほとんど、鯖、サンマ、鯵などの青魚です。ちなみに、サーモンは青魚ではありませんが、ガンには良いと言われているのでよく食卓に上ります。もっとガンに良い野菜は、息子はガンとして受け付けません!夕食は鶏唐にでもしようかと思っています。息子の好きなコーンフライも添えて。野菜は、かぼちゃの素揚げに家取れキューリのお浸し?

 明後日の昼食が入院前の最後の食事になるので、どこか美味しいところへ食べに行こうって言ってます。次号は再入院・最終決戦へ!!!です。             俊

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