考え方を変えてくれた本（６）

『美味しい〝果実〟を実らせましょう』

「美味しい果実を実らせる基本的な方法を知れば、美味しい実が出来ます。」

言葉にすると単純に聞こえますが、結構面倒です。…というか、大抵それをしようともしません。

ですが頑張ってみましょう。

何故なら、それこそが〝未来で実を結ぶ人生の真理〟だからです。

何か宗教っぽく聞こえますが、布教活動・勧誘、御布施もないので違います。

今回は「未来の視覚化」（『ヴィジュアライズ』と言うらしいです）についての話です。

精神論の様ですが、実は簡単な理屈です。

冒頭で話した美味しい果実を実らせるためには、生命の源である〝種〟が必要です。

何だか回りくどい言い方になったので、簡単な数式（方程式）にしてみましょう。

まず、美味しい果実を実らせるには「土」「種」「日光」「水」が必要です。

そして、「土への種まき」＋「光合成させ芽が出る」＋「水やり」＋「丁寧な除草・害虫駆除」、これらを真面目に続けると美味しい果実が実ります。

ここからが本題、この方程式を人の精神に置き換えてみましょう。

①「土への種まき」＝「視覚化」（目で見た様に、ハッキリ未来をイメージする）

②「光合成させ芽が出る」＝「信念」（陰ることのない断固たる意志）

③「水やり」＝「実感」（努力は実を結びます。きちんと芽に水を与えましましょう）

④「丁寧な除草・害虫駆除」＝「疑い・猜疑心の削除」（諦めを切り捨てる）

以上の①＋②＋③＋④＝〝未来で実を結ぶ人生の真理〟と言う訳です。

ある意味簡単です。

この方程式が「ヴィジュアライズ」です。

「なせば成る　為さねば成らぬ何事も　成らぬは人の為さぬなりけり」

～上杉鷹山～

様するに、「実がならんのは種をまかんからやろ」って言ってます。

そりゃそうやな…

～（７）へ続く～