考え方を変えてくれた本（３）

『自分の中には〝万能の機械〟がある！』

潜在意識は万能の機械の様なもので、ある意味何でも出来ます。

しかし、あくまで一つの道具と思ってください。

つまり万能の機械であろうとコントロールが出来ないのであれば、どんな道具もただのゴミとなり果てるのです。

潜在意識をうまく使えば誰もが向かいたい方向へ進めますが、そのためにはネガティブな考えを捨て去り、ポジティブな考えや予感だけを潜在意識にダウンロードする必要があります。

それを意識的に実行出来る様にならなければなりません（自然に出来れば楽ですが…）。

それが万能の機械のコントロールという訳です。

とにかく普段から明るい希望や期待に満ちた事を考え、それらを口に出して自分に言い聞かせ、そして疑いなく自分を信じ、潜在意識にダウンロードしましょう。

それさえ出来れば、潜在意識は自動的に物事を良い方向へと動かし始めるのです。

人は良く「運命」とか言いたがります。

まるで自分の手の届かない事のように。

それは違います、少なくともつい日常生活で口にしてしまう程度の運命とは、「その人が深層心理で良くも悪くも望んだ事」や「深層心理で抵抗を〝諦めた〟事」が実現してしまっているのです。

つまり、潜在意識を無意識に負の方へ向かわせています。

それを意識的に良い方へ向かわせる事が〝万能の機械（潜在意識）のコントロール〟という訳です。

それが出来れば必ず運命を良い方へ向かわせ、気がつけば自分もそうなる様動いています。

潜在意識は自信や確信する事によって、屈強な強い意志や信念へと誘って（いざなって）くれるのです。

要するに、「思う一念岩をも穿つ」というヤツです。

「深層心理で真に望み」「抵抗する事を〝諦めない〟」といった考えを潜在意識に引き渡す事さえ出来たなら、例え現時点で自分と比べて〝負けたくない人〟より出遅れ、悪条件であったとしても、その〝負けたくない人〟が潜在意識のコントロールを出来ていない人なら、必ず数年後には勝っています。

あまりいい考えとは言えないでしょうが、誰でも「奴にだけは負けたくないが、現時点では自分の方が負けているなぁ」という人が必ずいると思います。

少なくとも、私には数人います…畜生、『今に見ておれ！』

～（４）へ続く～