『潜在意識は自分の〝本音〟を見逃さない』
潜在意識の中には「顕在意識」というものがあります。
簡単にいうと、〝心の中で意識する事〟をそう言います。
その「顕在意識」で思ったことは、無差別に実現してしまうのです。
「顕在意識」は無垢な子供みたいなモノで、「~なんだよ」と教えるとそのまま信じてしまうからです。
前回(1)でも似た話をしましたが、「本当はこう有りたいけど自分には無理」みたいな考え方をすると「顕在意識」はそのまま受け取り、①「本当はこう有りたい」の方を素通りして②「自分には無理」という着地点の方を実行してしまいます。
①が〝夢や希望〟という事になりますが、結局②が〝本音〟となってしまい①を不可にしているのです。
つまりは自分自身で〝夢や希望〟を断ってしまっているのです。
断ってはダメです、①を本当に欲するなら②の方を切り捨てる事を自然に出来る様になりましょう。
人は皆〝夢や希望〟を想い描く事が出来ます。
実はその時点で「ある程度の常識のある大人」なら、すでに〝夢や希望〟は半分叶っています。
「そんな馬鹿な…」と思う人も多いでしょう、しかし本当にそうなのです。
そもそも、「ある程度の常識のある大人」は〝夢や希望〟を想い描くとき、誰も本気で「海賊王に俺はなる!」とか「俺は火影になるってばよ!」とか考えません。
それこそ言うまでもなく不可能なことを〝知っている〟からです。
この〝知っている〟というのは一つの財産で、『経験から成り立つ知識を持っている』という能力なのです。
この能力がなければ、リアルな①を考え付く事も、想い描く事も不可能です。
つまりそれが出来るのであれば、半分はクリアしてしまっているのです。
後は自分を信じ、疑うことなく行動するのみです。
すまり①を実現する方程式は、『(A)【①を考え、想い描く】+(B)【疑うことなく本気で行動する】』で叶います。
しかし、こう考える人が多いでしょう「実現するのは運が良い一部の人で、自分ではないだろう…」と。
違います!運をつかんだ人達も『(A)+(B)』の方程式を必ず実践しています。
実りには個人差があるでしょうが、『(A)+(B)』の方程式を3回実践した人より、10回、20回、100回、1000回と行動する事により、限りなく100%に近い確率で運やチャンスは向かって来てくれます。
運をつかんだ人達も、これを意識的か無意識かは別として実践したからこそ叶ったのです。
さらに①に向かって行動していることを、信用できる、または聞く耳を持つ人に隠さず公言しましょう(本気で信じていれば恥ずかしく無いはずです)。
すると運やチャンス、ヒントを与えてくれる人に出会う確率がグンと上がります(本気の人を見て心打たれ、手を差し伸べてくれる人が少数ながら必ずいます)。
運やチャンス、又はそれらを与えてくれる人に出会えるまで、100回でも1000回でも行動しましょう(要は根気の勝負ですが、決して不可能ではありません)。
さて、『潜在意識は自分の〝本音〟を見逃さない』ですが、①が現実になる事を〝疑いなく信じる〟という行為が「顕在意識」という無垢な子供に「~で当然なんだよ」と教える事となり、バカ正直に、そして自然に①に向かって行動する様になります。
それが〝本音(本気)〟となるのです。
と言う訳で①に向かって本気で行動するまでに至れば、半分どころか3分の2くらい①は叶っています。
と言う訳で、①を〝疑いなく信じる〟のであれば、②は自然と切り捨てられ、『(A)+(B)』の方程式を1000回実践してしまうというバカな生き物が人間なのです。
私の座右の銘です、『俺よ、常にバカであれ!』
望みを口にすると、より効果的だそうです。
さあ皆さん叫びましょう。
『不動産王に俺はなる!』…海賊王よりは現実的ですな。
<オマケ>
但し「顕在意識」は、あくまで〝自分自身の心に直接働き掛ける〟のであり、他人の意思や自然の摂理などには機能しません…と言うのが常識の様に思うでしょうが、なんとある意味機能してしまいます!
自分の力が及ぶはずのない事象だとしても、「必ず良くなる!」と信じましょう。
信じて疑わない想いは「顕在意識」に届き、必ず納得できる答えが見つかります。
【注意!】
人の不幸を願う事は実践しない方がいいです。
叶ったとしても、〝人を呪わば穴二つ〟…ろくなことがありませんよ。
~(3)へ続く~
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