金縛りに伴う幻触の厄介さ

ペンネーム:プワープ

 

 私の睡眠時間は非常に長い。深夜1時ぐらいに寝始め、そこから目が覚めても二度寝三度寝を繰り返し、昼頃にようやく起床する。そんな不規則な睡眠が祟ってか、しばしば金縛りにあう。

 金縛りと聞くと「は?オカルト?」と思う人もいるかもしれないが、金縛りのメカニズムなど検索すればいくらでも出てくるのでそこは割愛する。

 金縛りには幻聴や、幻触が伴うことがある。幻聴ならまだいいが、この幻触というのが非常に厄介で、体の上に重い何かが乗しかかっているような感覚、足や脇腹を誰かがくすぐり続ける感覚等、激しい不快感を伴うものが多い。一番酷かったのは2年前にあった金縛りだ。この時の金縛りは、細い棒の先端が背中にめり込む感覚を伴うものであった。当然めちゃくちゃ痛い。しかも体が動かず抵抗できないので、なすすべがない。この感覚が続いている最中はひたすら神に祈った。

 最近あった金縛りもなかなか強烈なものであった。金縛りの最中、誰かの手が私の脇腹を全力でつねり上げる感覚が発生したのである。

もっとも、金縛り中ではあったが、手を動かすことだけは出来たので全力で抵抗した。脇腹をつねっている誰かの手を逆につねり返してやったのである。そうすると相手の手はすぐに緩み私の脇腹は解放された。金縛りは終わらないもののこれで一安心。と思ったら今度は心臓の鼓動がどんどん早くなり、強烈な耳鳴りが発生。意識が朦朧とし「このまま死ぬんじゃないか」などと思考し始めた辺りで突然金縛りが終了した。すごい汗をかいていて気分が悪かった。

 これを霊の仕業などと言うつもりはないが、一体何がどうなったらあんな感覚が発生するのか、今でも不思議に思っている。

 皆さんも金縛りにならないよう、二度寝はなるべく控えるように。

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