私の先祖は上杉謙信の父、『長尾為景』である？

ペンネーム　ＮＡＧＡＯ

　私の苗字は（あえて言います）長尾です。

　今回私の先祖について、独自に調べた下記①・②について、信憑性・可能性の観点から考えたいと思います。

　ご意見などございましたら、歓迎いたします。

　私は『平家物語』『太平記』『風林火山』などが好きな、ごく一般的な日本史好きです。

　現在は、歴史探訪、歴史調査等が趣味です。

ですが、子供の頃は全く興味がなく、父の話してくれた『我が家の先祖』についての口伝みたいな話も聞き流していました。

　その口伝とは、以下の様なものでした。

①「先祖は長尾景虎（後の上杉謙信）に家督を奪われた後、能登国に落ち延びて来た長尾晴景（景虎の兄）である」

②「私の曾祖父の代までは、石川県能登町宇出津で酒造を営んでいて、当時は能登屈指の大家だった」との事です。

　以上の事を最近何となく最近思い出し気になったので、地元（石川県）の図書館で何か文献的な物が出てこないかと調べてみました。

　その結果、以下の様な記録が出てきました。

～①について～

　『長尾晴景』に付いてですが、能登との繋がりに関する記録は現時点では見当りませんでした。

　ただ、気になる書物を見つけました。

　石川県の郷土資料『町野村志』（輪島市町野町 近辺の寺や旧家についての記録がまとめられた大正時代の書物）には、この様に記述されていました。

『長尾家元祖ヲ長尾為景トナス、如何ナル故アリテカ為景晩年此地ニ隠居シ名ヲ三郎平ト改メ後同村廣江曹洞宗智徳寺第二代住職トナル』と有り、能登長尾家初代は長尾為景（「越後国の戦国大名。越後守護代・越中国新河郡分郡守護代。」晴景・景虎の実の父）である？との事。

　この記録を基に、どこまで事実（？）に迫ることが出来るのか！？

【次回へ続く】