ほろ苦い思い出

こんにちは、なんだか最近、肩こりがするなぁと思い、考えてみると

夜寝る時、寒くなってきたからか、うちの猫が布団を乗っ取るわけでして・・・。

おかげで変な寝相になり肩こりがするのかしらという結論に至ったドラミです。

 

ところで、以前のブログで私は絵がとても苦手と書きましたが、

Word試験の合格証書を探していた時、証書にまぎれて、

学生のころの表彰状などがでてきました。

意外や意外、私、小学生時代の図工は頑張っていたことを思い出しました。

ポケモンのティッシュボックスを作ったら、

母の知り合いのお子さんがとても気に入って、欲しい!と言われ

自分も気に入っていたので困った事とか、

家の玄関に版画をなぜか飾られてしまい、

自分はそこまで頑張ったものじゃないから恥ずかしかった事とか、そういえばありました。

 

その中でも、小学生時代の記憶に残っている出来事を書いてみます。

 

あれは、絵本の1場面を自分なりに描いてみようというものでして、

私はおさかなの絵本を選びました。

タイトルは忘れてしまいましたが、きれいな鱗のおさかなが主人公で

きれいな鱗を色も地味で小さなおさかなにあげるっていうシーンを描いたのです。

 

2匹のおさかなの鱗一枚一枚に色を変えて塗ったり、

背景の波の色も一色でベタ塗りではなく、一筋ごと丁寧に塗ったり、

放課後居残りして黙々と塗っていたら、先生に心配されたり、

というくらい情熱を注いで描いていたのです。

出来上がった絵は、その当時の自分にとって宝物のように見えました。

 

そして、絵は県の絵画コンクールに送られ、見事なんかの賞をとりました。

 

それからしばらくして、全校集会で表彰状をいただきました。

・・・けれども、絵は戻ってこなかったのです。

 

展示が終わったらきっと帰ってくると信じて待ちました。

そして・・・小学校を卒業しても戻ってきませんでした(涙)

結局手元に残ったのは、お気に入りの絵ではなく、味気ない表彰状だけ・・・。

 

子供心に、頑張って作ったものが手元に残らないというのは

残酷なことだなぁと思った次第です。

 

今でも、あの絵がどこにいってしまったのか、わからないです。

なんだか、ほろ苦い思い出がよみがえってしまいました。

努力は報われますが、それが当人の望んだ結果になるかは、わからないものなのですね。

 

これがもとで、絵がへたっぴになったのかは謎ですが、

中学以降の賞状に絵や、図工のものがなかったので、

どうやら私の全盛期は小学校までだったようです(笑)

 

 

ドラミ

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