ひまわり工房
ネット上で、「ムーミン化したキャラにそのキャラのセリフ喋らせて２コマ目でアップにすると漫画的に大抵どうにかなる」というハッシュタグの画像が増殖中。
事の発端はわかりませんが、「ゆるい」「シュール」「かわいい（？）」といった感想を抱かせる画像が出回っています。
例えば・・・左の画像。
うーん・・・シュールですねぇ。
「地味っていうけども・・・」みたいな感じでしょうか。
元ネタは知りません。
他にはこんな画像も。
右は週刊少年ジャンプに掲載されている「銀魂」という漫画が元だと思います。
確かに２コマ目で「落ち」てる感じがします。漫画としてなんとかなっているのではないでしょうか。
アップの「どや顔」がかわいいです。
他にもムーミンを土台にした「２コマ目がアップでオチ」といった２コマ漫画がたくさん出回っています。
ボクには絵の上手さとかがよくわからないのですが、このパターンの絵は、観ていて癒されます。シュールすぎずにインパクトのある絵、というものが丁寧に描かれているように思えます。
ネット上でのブームはあっという間に流れます。早く目に入り、早く消え去っていく、まさに流行。その隙間を縫うようにしてどんどん入れ替わっていく様が、昨今の日本を表しているような気もします。
ベストセラー作家がいつの間にか平凡な売れ行きの一作家に成り下がったり、ヒット曲を量産したアーティストがテレビでめっきり観なくなったり。
今の日本の音楽業界も冷え込みが続き、日に５００枚売ればオリコンのＴＯＰ１０入りを果たせてしまうそうです。
現代は「速効性」が売れる売れないの線引きになっているような気がします。
内容の濃い薄いはどうでもいいのでしょうか。
キャッチーなら何でもいい。そんな時代に、少々寂しさを覚えるのはボクだけでしょうか・・・。
ゆうき
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