“藤原の効果”って何?伊豆大島は今回大丈夫?

10月23日現在、台風27号と28号が発生しており、今週末には日本に近づく見込みだそうですが、「藤原の効果」によって動きが複雑になるというニュースが良く出ているようです。

この藤原の効果がどのようなものなのかを調べてみました。

Wikipediaによると、2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して、通常とは異なる複雑な進路をとる現象のことだそうです。

1921年に当時の中央気象台所長だった藤原咲平さんが提唱したため、名前が付いているそうです。

一口に藤原の効果と言われていますが、弱い方の熱帯低気圧が強い方の熱帯低気圧に取り込まれてしまう「相寄り型」、片方の熱帯低気圧がもう片方の熱帯低気圧の周りを回るような動きをする「指向型」、片方の熱帯低気圧の後ろをついていくような動きをする「追従型」、東側の熱帯低気圧が北上してから西側の熱帯低気圧が北上する「時間待ち型」、2つの熱帯低気圧が並行して動く「同行型」、東側の熱帯低気圧が加速して北東に、西側の熱帯低気圧が減速して西に移動する「離反型」の6つの分類があるそうです。

この「藤原の効果」が起こる理由については、仮説が立てられているものの、詳細は不明だそうです。このため、動きが予測困難になっているようです。

10月21日時点では、先週東日本側を中心に被害が出ていた台風26号と同様のコースを台風27号がとっているらしく、さらに気象情報では27号、28号ともに26号よりも台風の規模が大きいので、今後の進路によりますが、十分な対策が必要なようです。

先週の台風で大きな被害があった伊豆大島では、21日に避難勧告が解除されたばかりですが、地盤が緩んでいる地域もあるらしく、二次災害の危険もあり、また、行方不明者の捜索がまだされている状態とのことです。

共同通信のニュースによると、被害が大きくなったのは、伊豆大島(大島町)の災害対策の事前態勢が十分でなかったことも原因の一つとしてはあるようなので、今後は住民に避難勧告等の通達を速やかにできるようにして、被害をなるべく拡大しないようにするよう努力して欲しいところです。

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