読書の面白さは「自分が現実から切り離されること」だと思っている。

 ゆうきの日記58

 

 自分の「本好き」が、戻ってきた。

 以前の日記にも書いたが、最近めっきり本を読まなくなっていて、興味はあるのに斜め読みしてしまうという、非常に困った状態に陥っていた。

 もし、今日、図書館で良い本があったら2冊ほど借りてみて、どのくらい読めるか試してみようと思っていたので、早速、朝10時の開館にあわせて、出かけてみた。

 「できれば中村航の作品が読みたいんだけどなぁ」と思って探索をしていると、本棚の「な」の段に、中村航の作品が。それも4冊はある。

 とても気持ちが高揚し、試しに読んでみた。なかなかに面白い。ちょっと調子に乗り出した。気持ちを落ち着かせて、借りてみることに。

 

 借りた本は2冊なのだが、1冊は長編小説、もうひとつは短編集。どちらの作品も、過去に読んだことのある著者のものなので、好きな表現技法を用いることはわかっている。読むことに抵抗を抱かずに読めそうだ。

 

 家に帰ってから1時間ほど読み進めた。読んだページ数は1時間でちょうど100ページ。過去にもあまりこれほど読み込んだ事は無い。何日後かには別の本を読んでいるだろう。これはもう「趣味は読書」と再び言っていいのだろうと思う。読書好きに戻れた。安堵する。

 

 読書の面白さは「自分が現実から切り離されること」だと思っている。読書をしている間は、時間も空間も何もない。ただただ文字を読み込み、シチュエーションに酔う。笑ったり涙ぐんだり、喜怒哀楽が読書でも楽しめる。

 個々によって面白さのポイントは違ってくるだろうが、自分は「現実逃避の道具」として読書を楽しんでいる。良くも悪くも、読書が自分のライフスタイルから切り離せない重要な要素になっていることは確かだ。

 

 季節的にも過ごしやすくなってくる。読書の秋。そう思って、読書にひたっていようと思う。

 

ゆうき

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