今週は、先月ニュースになったJR北海道のニュースについて調べてみました。
7月にあったエアコンの配電盤から出火したニュースからトラブルが頻発しています。
9月には貨物列車の脱線事故も起こってしまい、9月23日には国交省の特別監査が行われることになりました。
JR北海道はレール幅や高さが自社の基準値を超えた異常箇所を発表したのですが、97箇所に上っているそうで、本当に路線の保守をやっているのか疑わしく思えます。
また、9月7日寝台特急の非常停止があったそうですが、原因が自動列車停止装置の誤操作だそうで、運転士が誤操作を隠すために装置をハンマーで破壊(!)したそうです。
公共交通機関の鉄道の運営会社でこのようなことが起こることは非常にまずいと思えます。
個人的には全く信用できないので、北海道には列車では行けないです。
また、保守点検が満足に行なえていないように思えます。
なぜそのような状況になるのかは分かりませんが、どうもJR北海道の経営状態は良くないようです。
Wikipediaによると、去年の決算では営業利益ベースで241億円もの赤字を出しているそうで、国からも補助が出ているようです。また、ニュースで最近大きく取り上げられていますが、2011年から事故が続いているそうです。
2011年までの車両や設備等の不具合による輸送障害の発生件数も、他のJR各社の平均件数の約2倍となっているそうで、これだけを参考にすると、元々の安全管理にも問題があるように思えます。赤字を出しているかどうかは別にして、安全管理が疑われてしまうようでは、利用する客も減っていって当然だと思います。
このような状態が続いていては、JRを使って観光に来られる方も減るでしょうし、少なくとも公共交通機関なので、整備をしっかりして、信用されるように努力していかないと、利用者も少なくなっていく一方だと思います。
北海道の気候から考えると、路線の保守作業等は非常にコストがかかるでしょうが、しっかりとした保守点検を行って、利用者から信頼されるように努力して行って欲しいものです。
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