我が家の子どもたち

 我が家には人間の子ども(大学生)が1人と、が1匹と、が1匹いる。

人間はさておいて・・・

 花子といい、8歳の♀で、人間でいうと48歳のおばさんになるのだが、我が家ではかわいい子どもとして扱っている。

 ナゴといい、1歳の♂で、人間でいうと思春期真っ最中の少年時代というところだ。

 この2匹はともに幼い時に野良、野良予備軍だったのを拾ってきたものだ。幼いころから育てたので、共にとても人間に慣れている。と言っても、花子は水道のメーターの検針に来る人にだけは吠えるし、ナゴは家の外では決して他人に近づこうとしないが。

 花子はさすがにだけあって、人間がおやつを持って「お手」「お座り」「伏せ」などを命じると、ちゃんと言うことを聞く。おやつを持っていないと見ると、突然耳が聞こえなくなってしまうのが難点だが。

 花子が1番嫌いな(怖い)のは雷様だ。外なのに、雷が鳴ると「家に入れて」とワンワン吠えまくる。家に入れると、先ず、部屋を一回りしてから机の下で丸くなる。しばらくして落ち着くと、ソファーに乗ってリラックスする。甘やかし過ぎかな?でも、いつもは文句も言わず小屋の中で過ごしているのだから、たまにはまあいいかなと思っている。

 ナゴらしくネズミなどを捕ってくる。最初に捕ってきたのはヤモリだった。それから、バッタ、コオロギ、カマキリ、と順調に狩りを続け、やがてネズミにたどり着いた、と思いきや、スズメ、ムクドリと、獲物は鳥にまで発展していった。どうやって鳥を捕るのかと思っていたら、ある日、失敗の現場を目撃した。庭の椎の木の枝から跳び出すナゴと、飛び立つ鳥と。なるほど、それでしばしばナゴは木に登っているのか。昨日の朝は起きて下の部屋に行くと、鳥の羽根が散乱していた。またかと思いながら掃除機をかける。

 この2匹は、明らかにでありながら、たいへん仲が良い。花子の散歩には必ずナゴがついて来るし(もちろん、出会う人はあきれているが)、花子を部屋に入れたときはナゴも部屋に入ってきてじゃれ合う。ナゴが一方的に花子を好いていると見れないこともないが、まあ仲が良いということにしておこう。花子が外にいるときは、ナゴもだいたいその近くにいる。

小屋のそばで寝そべっていたり、近くの棚の上にしつらえた、不要になった段ボールを入れる箱の中に入って寝ているか、姿が見えないと思って名前を呼ぶと、花子小屋から出てきたりする。

 

とにかくこの2匹は我が家のかわいい子どもたちだ。俊

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コメント: 2
  • #1

    hana (水曜日, 11 9月 2013 11:42)

    我が家の妖猫(24歳♀)が去年とうとう天に召され、あとを追うようにゴールデン(14歳♂)も…
    居たら居たで、面倒も多いけど、居なくなられるとしみじみとその当時の幸福感を思い出して、「なんだかんだ家族だったんだなぁ」と再認識しています

  • #2

    (水曜日, 11 9月 2013 21:36)

    我が家でも、長年飼ったHOLYという犬を9年前に失いました。
    次のブログは彼女の思い出にしようかなと思っています。

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