松坂大輔投手、早くも移籍先決定、２３日にも登板か

　先日、インディアンスを解雇されたばかりの松坂投手が、早々と移籍先を決めた。その移籍先はメッツ。先発陣のけが人が続出していて、かつ、若手は投球制限を課す方針のため、松坂獲得に動いたとされる。背番号は「１６」。「１０」番台ということは、それなりの期待と重圧を掛けられているのだろう。

　松坂投手は、早ければ２３日にも先発の予定。昨年１０月のヤンキース戦以来の先発登板となるが、好成績を残せるかは微妙なところ。３Ａで５勝８敗防御率３・９２、という成績ならば、本来ならメジャーで先発など出来ようはずもない、と個人的には思う。それでも先発起用されるのだから、相当にプレッシャーがあるだろう。

　メッツはニューヨークに本拠地を置いている１９６２年発足の球団だ。同じニューヨークにヤンキースという大球団があるためか、戦力、知名度共に、ヤンキースには遠く及ばない。球団の成績もリーグの下位に沈むことが多く、それでも大型補強が目立つ。

　日本人でメッツに所属していたのはドクターＫの異名を持つ野茂英雄や、宇宙人新庄剛志、現在楽天でプレーしている松井稼頭央など。日本人選手にとっては割と待遇は良い球団なのかもしれない。そのことからも、松坂補強は考えられない事柄ではない。（ｗｉｋｉより）

　先日も記述した通り、松坂投手はここ数年いい成績を挙げていない。怪我は治ったとはいえ、怪我をする前の状態にまでスタイルを戻すことは非常に難しい。ストレートの球威や変化球のキレへの影響は甚大だ。先発として以前のようなプレーは見られないだろうが、各方面からの期待値は大きい。１年契約ということは、当然、今季の成績に今後の去就がかかってくる。低迷していたが移籍で感覚を取り戻したイチローのように、再度歓喜させてくれることを期待したい。

ゆうき