今年の春には入院していた。でも、今では笑うことが出来る。居場所を捨てたくない。

 ゆうきの日記33

 

 最近、ずっと調子がいい。先週が破滅的な展開だったので、余計、今週は穏やかに日々過ぎている気がする。朝起きてもモヤモヤぐずぐずした感じがなくスッと起きられるし、起きてからも日常生活に何ら支障をきたすことなく自身に定めた計画どおりに行動している。

 「計画」と言ってもたいしたものではなく、散歩に行く・朝シャンをする・朝食を軽く摂る・短めの外出をする・昼寝をする、などの、軽いプランだ。誰でも出来る(というか、できて当然の)ことばかりだが、全然できない時期もあったのだから、進歩したなぁ、と、軽く感慨深くなる。

 

 今年の春には入院していた。それこそ「笑う」ということすらできなかった。辛く、長い苦悩の日々だった。それが、今ではよく笑うようになれた。他人と比べれば全然笑っていない(笑顔が少ない)のだが、それでも自分の中ではよく笑っているほう。毎日が充実しているし、仕事があるため達成感も得られる日々だ。望んだり叶ったり、とはこのことだろう。

 

 もし「ひまわり」を選ばず、まったく別の作業所にいたとしたら、全然、今とは違う感想を日々思い描くだろうし、今の自分自身の回復ぶりは絶対、実現しなかっただろう。それほど、この作業所(ひまわり)は自分にとって、大事な存在だ。何が違うとは、はっきり思い起こすことが出来ない。作業内容や環境は当然違うが、それを超越した魅力が、ひまわりにはある気がする。言葉にできないことが悔やまれる。

 

 今月も来月も、ずっと通所できるという体制を整えたい。せっかく掴んだ居場所をやすやす捨てたくはない。体調管理を万全にし、自身に足りないことをプラスしていき、よりよい日常生活が送れるよう、尽力していきたい。

 

ゆうき

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